2011年12月24日、中国の人気俳優チェン・クン（陳坤）が、初エッセイ本「突然就走到了、西蔵」を来月出版する。新浪網が伝えた。

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貧しい母子家庭に育ち、幼少期から苦労を重ねながら幸運をつかみ、中国を代表する若手人気俳優にのぼりつめたチェン・クン。来月、デビュー後初のエッセイ本「突然就走到了、西蔵」が出版されるが、その中で自分のドラマチックな人生を語っている。

07年、チェン・クンに未婚の父親説が浮上。当初は、弟の子供で自分と養子縁組をしていると話していたが、昨年トーク番組で実子であることを認めた。本の中では9歳になる息子についても初めて触れ、「ママは誰なのか、息子には“いつか知る日が来る”と話してある。ごまかしてるわけじゃなく、僕の息子への愛が100％だと知ってほしいから」と語っている。

女優ヴィッキー・チャオ（趙薇）は、映画の名門大学・北京電影学院の同級生で、親友の一人。チェン・クンが「口ゲンカもできるほどの友人」と語るほど、ヴィッキーには絶大な信頼感を置いている。来年公開予定の共演映画「画皮2」の撮影現場では、演技論をめぐって、お互いにひどい罵声を浴びせるほどケンカしたエピソードも披露。これで長年の関係もおしまいか？と思うほどだったが、クランクアップ後のヴィッキーはチェン・クンに、何のわだかまりも見せなかったという。（翻訳・編集/Mathilda）