Record China 2019年1月26日(土) 23時20分
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世界的に大ヒット中の韓国の童謡に盗用疑惑が浮上した。写真はソウル。
世界的に大ヒット中の韓国の童謡に盗用疑惑が浮上した。
18日付の韓国・テレビ朝鮮によると、童謡「サメの家族(Baby Shark)」はYouTubeの視聴回数22億回突破、米ビルボードチャートに2週連続で30位内にランクインするなど人気を博し、世界中でパロディーブームも起きている。
ところが、米童謡作曲家のジョニー・オンリー氏が韓国裁判所に著作権侵害禁止および1億ウォン(約1000万円)の損害賠償請求訴訟を起こしたという。オンリー氏は、自身が2011年に発表した曲「Baby Shark」と酷似しているとし、「すでに著作権が消滅した昔の曲だとしても、新たな創作性が付与されたら2次的著作物になる」と主張している。
これを受け、「サメの家族」の制作会社側は「北米圏の童謡を編曲・翻案・歌詞を変えてリメークしたものであり、盗作ではない」と主張しているという。
ソウル中央地裁は今月31日に関連損害賠償訴訟の初公判を開く予定。
元となった原曲は北米地域の口承童謡「Baby Shark」で、英米圏では長年さまざまなバージョンで歌われてきた、と記事では伝えている。
韓国のネット上では「いや、オンリーさんも口承童謡をパクってるじゃん。完全なオリジナル曲じゃない」「オリジナルが昔からの童謡なんだから、盗作じゃないでしょ」と反論の声が目立つ中、「(オリジナル曲は)死後70年は過ぎてるだろうから著作権はないだろうけど、2次的著作物をマネしても著作権に引っかかる」「前インタビューで完全にオリジナル曲のように話してたくせに、盗作問題になったら米国の童謡を編曲したって立場を変えるの?」などの指摘も。
その他「世界的ブームになったのは韓国バージョンなんだから、著作権問題が早く解決して国益に役立つ方向で解決してくれたらいいな」と願う声も見られた。(翻訳・編集/松村)
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