トランプ大統領訪中時、中国警備員が地面に押さえつけられた?報道受け米側が説明―米華字メディア

Record China    2018年2月21日(水) 16時50分

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20日、トランプ米大統領の昨年の訪中時、「核のフットボール」をめぐり米国の特殊機関員が中国の警備員を地面に押さえつけたなどと報じられたことを受け、米大統領警護隊がコメントを発表した。写真は訪中時のトランプ大統領と習近平国家主席。

2018年2月20日、米華字メディアの多維新聞は、トランプ米大統領の昨年の訪中時、「核のフットボール」をめぐり米国の特殊機関員が中国警備員を地面に押さえつけたなどと報じられたことを受け、米大統領警護隊(シークレットサービス)がコメントを発表したと伝えている。

記事によると、米メディアのアクシオス(AXIOS)はこのほど、トランプ大統領が昨年11月9日に北京の人民大会堂を訪れた際、大統領が司令部を離れている時でも核攻撃の許可を出せる道具が入った黒いブリーフケースの「核のフットボール」を携帯していた米国の特殊機関員の入室を中国の警備員が阻止しようとしたため、別の特殊機関員ともみ合いになり、中国の警備員は地面に押さえつけられたなどと伝えていた。

アクシオスによると、米当局者は「中国側は誰一人として『核のフットボール』に触れたりするようなことはなかった」と強調した。中国の安全保障の責任者は米国側に謝罪したという。

記事によると、シークレットサービスは20日、こうした報道について「公式代表団の一員ではない人物が、われわれの警護対象が入室するのを妨げようと試みた。シークレットサービスのエージェントがすぐに介入し、短いもみ合いが起きた。この人物はその後、エージェントの指示に従ったため、それ以上の措置は必要なかった。誰も地面に押さえつけられたりはしていない。活動はその後、問題なく行われた」と説明したという。(翻訳・編集/柳川)

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