2011年12月22日、米紙クリスチャン・サイエンス・モニターは「中国人がクリスマスを過ごすのは単なるストレス解消」と論じた記事を掲載した。26日付で環球時報が伝えた。以下はその内容。

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クリスマスと中国文化には何の関係もない。中国でクリスマスといえば、ショッピングセンターの外でキラキラ光るクリスマスツリー、ショーウィンドウに飾られた人工の雪、そこかしこで見られるサンタクロースといった西側の受け売りばかり。この消費主義の熱狂に包まれた国では、クリスマスは単なる「オシャレな若者と儲けに走る小売業のためのお祭り」と化している。中国人がクリスマスを祝う場所は自宅でも教会でもなく、ショッピングセンターなのである。

中国はほぼ全世界のクリスマス関連商品を生産しているが、中国税関によると、そのうちの30％は中国で消費されている。大型ショッピングセンターやスーパーの12月の売り上げは通常の15〜30％増になるそうだ。23日付の香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストも「中国のクリスマスは単なる娯楽。速すぎる生活リズムから解放されるための手段でしかない」と指摘している。（翻訳・編集/NN）