「ミミズが出てきた!地震の予兆では?」、地震局「息をするためです」―河南省

Record China    2018年2月22日(木) 15時20分

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20日、中国のネット上に「河南省で地震が起こるかも」との情報が出回ったことについて、同省地震局は「ネットの情報はデマ」との通達を出した。資料写真。

2018年2月20日、中国のネット上に「河南省で地震が起こるかも」との情報が出回ったことについて、同省地震局は「ネットの情報はデマ」との通達を出した。ミミズやヒキガエルの出現が「地震の予兆では?」と人々を不安に陥れていたのだ。中国新聞網が伝えた。

記事によると、地震発生のうわさが立てられたのは同省南陽市と駐馬店市。両市ではこのところ、「水たまりにヒキガエルがいた」「ミミズが地面をはっていた」などの声が市民から寄せられ、ネット上では地震が起こるかもしれないとの情報が拡散していた。しかし、省地震局が19日に開いた緊急会議は「地震発生の兆候はない」と判断。「ミミズやカエルの出現は最近の気温上昇や降雨で土の中の酸素が減ったことによるもので、地震とは関係ない」という。

省地震局は「このようなうわさを信じたり、拡散したりするようなことはしないでほしい」と市民に呼び掛けたという。(翻訳・編集/野谷

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