Record China 2007年2月13日(火) 23時55分
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チアン・ウェン監督待望の新作『太陽再次昇起』のスチール写真。世界中から期待が集まるこの作品は、現在フランスで編集作業中だ。音楽は日本の有名作曲家、久石譲氏が担当する。
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2007年2月13日、チアン・ウェン(姜文)の3本目の監督作品『太陽再次昇起』のスチール写真を、レコードチャイナが初公開する!
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関係者からの情報によると、この作品の音楽は日本の有名作曲家・久石譲氏が担当することが決定したという。
先週日本を訪れていたチアン監督は、久石氏に映像を披露。大感動した久石氏は、映画音楽の制作を快諾したそうだ。
この『太陽再次昇起』は、中国でも期待の大作として公開が待たれている。撮影はすでに終了し、現在フランスで編集作業が進行中だ。香港の報道によると、海外でも注目されているこの作品は、未完成にもかかわらず、今年60周年を迎えるカンヌ映画祭のノミネート作品に決定したとのことだった。
●チアン・ウェン(姜文) プロフィール
1963年、河北省の軍人の家に生まれ、幼少時から演技に興味を持つ。
1985年『末代皇后』の溥儀役で映画デビュー、1986年シエ・チン(謝晋)監督の『芙蓉鎮』で当時のトップ女優、リウ・シャオチン(劉暁慶)と共演、百花賞主演男優賞も受賞する。その後、チャン・イーモウ(張藝謀)監督の『紅いコーリャン』に主演し世界から脚光を浴びるようになった。1992年には中国国内で大ヒットした連続テレビドラマ『ニューヨークの北京人』の主演により国民的大スターとなる。
1994年にはついに映画監督となり、デビュー作品『太陽の少年』は、主演のシア・ユイ(夏雨)がヴェネチア映画祭で主演男優賞を受賞。続いて1998年製作の第2弾『鬼が来た!』では、カンヌ映画祭のグランプリ受賞という快挙を遂げた。だが、この作品は中国政府の認定を受けないままにカンヌに出品したということで、7年間監督としての活動を禁止された。2006年には政府の政策により、無事活動を再開することができた。
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