Record China 2018年3月10日(土) 9時0分
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9日、韓国メディアによると、大韓民国指定宝物第1号の「興仁之門」で放火とみられる火災が発生した。写真はソウル。
2018年3月9日、韓国・アジア経済によると、大韓民国指定宝物第1号の「興仁之門」で放火とみられる火災が発生した。
記事によると、消防当局は同日午前1時59分ごろ、ソウル鍾路区の興仁之門で火災による煙が見えるとの通報を受けた。火は現場に出動した消防隊員らにより約3分で消されたものの、興仁之門内部の塀などが焼ける被害が発生したという。警察は現場で放火の容疑者1人を逮捕し、取り調べを行っているとのこと。
また、記事は「今年は大韓民国指定国宝第1号の崇礼門(南大門)で火災事件が発生してから10年になる年」と伝えている。韓国では2008年2月10日にも、南大門で放火による火災が発生。消防車32台、消防隊員128人が出動し消火に当たったが、火災発生から5時間で南大門は全焼してしまったという。当時、放火の容疑者である70代の男は警察の取り調べに対し「土地の補償額に不満があった」と供述。その後に懲役10年の宣告を受け、先月出所したとのこと。
このニュースに、韓国のネットユーザーからは「興仁之門まで失わずに済んでよかった」「通報してくれた人に感謝」と安堵(あんど)の声が上がる一方で、「無期懲役を科してほしい」「10年前の悪夢を思い出した。これは死刑でもおかしくない」など犯人への重い処罰を求める声も多く寄せられている。
また「何のために?注目を集めたかった?」「韓国には国の宝に火を付ける集団が存在しているのでは?」「前回と同じ人かもしれない」などと疑う声のほか、「文化財の管理はどうなっている?」「警備員たちはなぜ気付かなかった?」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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