<2011年世界10大ニュース(1)>民主化のうねり、独裁政権相次いで崩壊―「アラブの春」

Record China    2011年12月29日(木) 12時20分

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2011年の総決算として中国メディアの関心を集めた「世界10大ニュース」をご紹介。1件目は独裁政権が相次いで崩壊した「アラブの春」。写真は8月、北京のリビア大使館で独裁政権崩壊を祝うリビア国民。

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早いもので2011年もあっという間に年の瀬を迎えた。今年もご愛顧いただいた読者の皆様にレコードチャイナ編集部が感謝を込めて、1年間の総決算として中国メディアの関心を集めた「世界10大ニュース」を紹介させていただく。

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1件目は「アラブの春」。昨年末にチュニジアで起きた民主化運動「ジャスミン革命」が北アフリカ・中東のアラブ諸国に波及。1月には23年間独裁を続けてきた同国のベンアリ政権、2月にはエジプトのムバラク政権が崩壊した。

リビアでも反体制派による大規模なデモが開始。半年にわたる内戦状態が続いた後、北大西洋条約機構(NATO)の軍事介入などを受け、8月にカダフィ政権も崩壊した。11月、イエメンのサレハ大統領の年内退陣が確定。シリアでは現在も反体制派によるデモが続いている。

フェイスブック」や「ツイッター」などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が運動の輪を広げる役割を果たした。中国でも2月から「中国版ジャスミン革命」を呼び掛ける動きが見られたが、当局が厳戒態勢とネット検閲で封じ込みを図り、大きなうねりには発展しなかった。(編集/NN)

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