Record China 2011年12月30日(金) 19時6分
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2011年の総決算として中国メディアの関心を集めた「世界10大ニュース」をご紹介。5件目は「中国高速鉄道事故」。写真は事故翌日の現場。
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早いもので2011年もあっという間に年の瀬を迎えた。今年もご愛顧いただいた読者の皆様にレコードチャイナ編集部が感謝を込めて、1年間の総決算として中国メディアの関心を集めた「世界10大ニュース」を紹介させていただく。
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5件目は死者40人を出した「中国高速鉄道事故」。7月23日、浙江省温州市で停車していた高速列車に後続列車が追突。死者は40人と発表された。事故発生からなんと24時間以内に高架橋から落下した追突車両が重機で破壊され、穴に埋められたことで「証拠隠ぺい」との批判が噴出。
事故原因が特定されないまま、わずか1日半で運転が再開されたことにも不満の声が上がった。原因は当初、「信号設備に設計上の重大な欠陥があったため」と発表されたが、11月、事故調査専門家グループが「人と管理の問題」とこれを覆した。12月28日、中国政府は「人災」だとする報告に同意を示し、劉志軍(リウ・ジージュン)前鉄道部長ら54人を処分すると発表した。
なお、中国鉄道部の報道官が、事故車両を埋めたのは「応急処置だった」と釈明した後に「あとは皆さんが信じるか信じないかだ」と苦し紛れに放った言葉が中国で一躍流行語に。中国版ツイッターの速報性も威力を発揮した。(編集/NN)
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