Record China 2018年5月19日(土) 11時40分
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18日、韓国・ニュース1は、16日から3日間にかけて江原道(カンウォンド)に降った大雨により川が氾濫し、平昌の60世帯の家が浸水したと報じた。写真は平昌五輪の会場。
2018年5月18日、韓国・ニュース1は、16日から3日間にかけて江原道(カンウォンド)に降った大雨により川が氾濫し、平昌の60世帯の家が浸水したと報じた。住民らは原因が平昌五輪にあると訴えているという。
記事によると、16日午前0時から18日午前11時までに降った雨の量は153ミリ。特に17日夜からの集中豪雨でチャハン川が氾濫、土砂とともに雨水が隣接した住宅の内部まで流れ込み、住民150人あまりが緊急避難したそうだ。
住民らは「冬季五輪の開催期間中、シャトルバスに利用客を乗せて下るため、同河川に臨時造成したバス乗り場が問題」と口をそろえているという。これまでもさまざまな台風や集中豪雨があったが、今回のように河川が氾濫したというのだ。
記事ではまた、江原道の崔文洵(チェ・ムンスン)知事が現場を視察したようすも伝えている。一部の住民からは、大会から数カ月が経った今なぜ河川の流れを開く作業がきちんと行われていないのか詰め寄る場面もあったとされる。
なお平昌五輪組織委員会側は、5月末の完成を目標に施設の撤去作業を行っており、正確な被害状況を調査する一方で、対策づくりに取り組む方針だと明らかにしている。
これを受け、ネット上では「5月に大雨が降るとは予想だにしなかったと思うけど、こういった施設の撤去は最優先に行うべき」「水の流れを止めてたのなら五輪後にすぐ現状復帰させるべき」など怒りの声や、中には「何日かの五輪のために自然を破壊するなんて。韓国は後始末をちゃんとする人がいない」など皮肉な声も上がっている。
韓国では、来月統一地方選挙を控えていることから「卓上行政で約束も守らないから道民だけが苦労する。次の投票ではいい結果が出ますように」「国家を恨む前に投票をしっかりして」とのコメントも寄せられた。
その他に「次は加里王山(ガリワンサン)の土砂崩れだろう。そして第3弾、4弾と続くはず」など予想するユーザーも登場しており、平昌五輪が終わった今も問題は山積みのようだ。(翻訳・編集/松村)
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