中国のネット検索最大手・百度（Baidu）が、2011年の中華圏芸能界の10大ニュースを発表した。ネットユーザーが高い関心を寄せた検索ランキングに基づいて選出されたもの。以下、10本を時系列でご紹介していく。

【その他の写真】

6月下旬、台湾の人気男性ユニット・フェイルンハイ（飛輪海）からウーズン（呉尊）が脱退することがわかった。所属レコード会社・華研唱片との所属契約が前年末で満期に達し、ウーズンは「歌手ではなく俳優としてキャリアを伸ばしたい」との意向を示した。また、今後は故郷のブルネイで家族と過ごす時間を大切にしたいとの思いもある。メンバーも彼の意思を尊重し、これを支持しているという。

実際、最近のウーズンは映画俳優としてのキャリアが目覚ましい。京劇役者を演じる「大武生」、魔法使いを演じるコメディファンタジー「開心魔法」が今年公開になったほか、来年は武家一族の興亡を描く「忠列楊家将」が控えている。

しかし、各メンバーはこれが完全な離脱ではないことをアピール。3年連続でイメージキャラクターを務める台湾観光局の主催のイベントには登場し、4人揃った姿も見せている。彼らが台湾にもたらした観光収益を鑑み、来年4月で終了する予定の契約も更新される見込みは消えていない。ウーズンは「事務所の意向に従いたい」と話している。ただ、大晦日に上海で開催されるカウントダウンイベントには3人だけの出演が伝えられている。（編集/愛玉）