2011年12月29日、新華ネットの報道によると、中国が自国民の海外観光を認めた国と地域が140に達した。そのうち、111の国と地域への観光が実施されている。中国国家観光局の邵[王其]偉（シャオ・チーウェイ）局長が28日、国務院の依託を受けて、中国の観光業の発展状況について、全国人民代表大会（国会に相当）常務委員会に報告し明らかにした。

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報告によると、第11次5カ年計画（2006〜10年）期間中、中国政府は外国政府との間で3件の観光協力取り決め、そのほかの国の観光部門との間で53件の協力取り決め、協定、覚書に調印し、米国、ロシア、オーストラリア、日本、韓国など多くの国や地域との観光協力の仕組みを構築した。また、北京五輪や上海万博などの大イベントに合わせて、中国観光のイメージをアップする宣伝活動を展開した。さらに、フランス、イタリア、インド、韓国との間で、観光年を相互開催した。ロシアとの間でも、観光年を相互開催することになっている。（編集/TH）