Record China 2018年2月28日(水) 6時40分
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25日、韓国メディアによると、韓国政府が毎秒1000兆回の演算が可能なスーパーコンピューターを5年以内に自主開発する計画を発表した。資料写真。
2018年2月25日、韓国・イーデイリーによると、韓国政府が毎秒1000兆回の演算が可能なスーパーコンピューターを5年以内に自主開発する計画を発表した。
韓国の科学技術情報通信部は、23日に開催された第6回国家超高性能コンピューティング委員会で、同計画が盛り込まれた「第2次国家超高性能コンピューティング育成基本計画」を審議、確定したことを25日に明らかにした。
第1次基本計画(13〜17年)で世界10位レベルのコンピューティングインフラストラクチャを構築した韓国政府は、第2次基本計画では「4次産業革命対応超高性能コンピューティング能力の確保」を目標に毎秒1000兆回の演算が可能な性能(ペタスケールコンピューティング)を確立する計画だという。
韓国内の産業・大学・研究施設の能力を結集させ、ペタスケールコンピューティングの自主開発を推進する。また、現在の超高性能コンピューティングシステムへの置き換えが可能な次世代半導体、量子コンピューティングなどの研究開発も推進する予定だという。
科学技術情報通信部関係者は「国内の超高性能コンピューティング能力を強化するため、超高性能コンピューティング・リソースの確保、社会全般への活用、独自の技術開発力の確保など、総合的な観点から第2次基本計画を立てた」とし、「このような計画に基づいて第4次産業革命を主導できるよう努力する」と述べているという。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「どうせまた外国人顧問に頼るんだろ」「なんかうさん臭さを感じる」「CPU1つ見ても、メジャーなものは全部外国製なのに…」「不正の匂いがする」「自主開発がそんなに重要か?」「また血税が無駄になる」など、政府の政策に懐疑的な声が寄せられている。
一方で「優良な中小中堅企業を育成しよう」「出遅れた感じはあるけど、応援する」「期待しているぞ」など応援する声も見られた。(翻訳・編集/三田)
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