習近平主席の任期制限撤廃、中国で強い反発か、「当局が書き込み制限」と米メディア

Record China    2018年2月26日(月) 18時50分

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26日、米ボイス・オブ・アメリカは、中国で国家主席の任期を「2期10年まで」とする憲法の条文を削除する改正案が発表されたことについて「中国国民の間に強い反発を招き、当局はネット上での議論に制限を課した」と伝えた。写真は習主席。

2018年2月26日、米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の中国語版サイトは、中国共産党中央委員会が25日、国家主席の任期を「2期10年まで」とする憲法の条文を削除する改正案を中国国営新華社通信を通じて発表したことについて「中国国民の間に強い反発を招き、当局はネット上での議論に制限を課した」と伝えた。

記事によると、新華社は25日、ウェイボーの公式アカウントで「重量級ニュース」として、党中央委が国家主席、国家副主席の任期について「全人代の毎期の任期と同じである」などと規定した憲法79条3項のうち、「2期を超えて連続して就任できない」と上限を定めたくだりを削除するよう提案したと伝えた。

これを受け、中国のSNS上には国家主席の任期制限撤廃に対する「驚きと恐れ」を表すコメントが多く書き込まれたため、新華社のウェイボーの記事は削除され、その記事を転載した複数の中国メディアのコメント機能も閉鎖されたと記事は伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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