近藤真彦らが熱いサポート「パンダで東北被災地の子どもたちを元気づけたい」―日中震災孤児の支援活動も

Record China    2012年1月4日(水) 20時24分

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1日付の中国メディアの報道によると、昨年末に初訪中を果たした野田佳彦首相は特殊な任務を担った。中国にパンダの招へいを要請し、東日本大震災被災地の子どもたちを元気づけることだった。

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中日国交正常化40周年を迎える2012年は、パンダの初来日から40周年にも当たる重要な年。新華ネットの1日付の報道によると、昨年末に初訪中を果たした野田佳彦首相は、今回の旅で特殊な任務を担った。中国にパンダの招へいを要請し、東日本大震災被災地の子どもたちを元気づけることだった。

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パンダを迎える候補地とされているのは、震災被害を受けた仙台市の八木山動物園。2011年12月22日、仙台市の伊藤敬幹副市長とタレントの近藤真彦さん、黒柳徹子さんが首相官邸を訪れ、中国からのパンダ誘致について政府の協力を要請した。近藤さんによると、野田首相は「夢が実現するよう一生懸命頑張る」と述べた。日本側としては、国交正常化40周年に向けて日中関係のシンボルとしたい考えだ。現在、両国政府はこの件に関する打ち合わせを開始した。

80年代のアジアで一世を風靡した近藤真彦さんは、香港の歌手によって多くの楽曲がカバーされ、中華圏でも絶大な人気を集めた。その彼が、中国からのパンダ誘致に大きく尽力している。日中パンダ友好事業国民委員会のメインキャラクターを務める近藤氏は、今回のパンダ誘致プロジェクトの提案者の1人として活躍。誘致が実現したら、ブログを通じてパンダたちの日本での生活を記録するとの考えも示した。近藤さんが所属するジャニーズ事務所でも、同事務所が行っている東日本大震災支援プロジェクト「Marching J」の一環として、パンダ2頭の5年間のレンタル料、パンダの飼育などに関わる費用の提供を含めた全面的なサポートを行う。ユニセフ(国連児童基金)親善大使・パンダ大使であるタレントの黒柳徹子さんは、被災地でパンダ誘致を切望する子どもたち100人の署名を集めた。

日本人は世界一パンダが好きな国民だという。今回のプロジェクトも、国内各界からの支持を受けており、日中パンダ友好事業国民委では今回の日中パンダ来日前までに、パンダ友好の輪を100万人規模の活動にまで拡げていきたいと考えている。また、日中震災孤児の支援事業にも力を入れたいという。(編集/愛玉)

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