毎年起きる巨大災害=世界経済の備えは不十分だ―英シンクタンク

Record China    2012年1月8日(日) 7時20分

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6日、英シンクタンク・王立国際問題研究所は報告書を発表、世界経済は巨大災害について十分な準備ができていないと警告した。写真は3月14日、東日本大震災後の福島。

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2012年1月6日、英シンクタンク・王立国際問題研究所は報告書を発表、世界経済は巨大災害について十分な準備ができていないと警告した。6日、フィナンシャルタイムズ中国語版が伝えた。

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2010年のアイスランド火山噴火、2011年の東日本大震災と津波。2年連続で巨大災害が世界経済を襲った。アイスランド火山噴火では降り注ぐ火山灰のため、欧州の航空便が1週間にわたり、ほぼストップした。東日本大震災もまた世界の産業チェーンを断ち、損失額は莫大(ばくだい)なものとなった。

火山噴火、地震、津波、台風、干ばつ、竜巻……。個々の巨大災害について人々の関心と警戒は高まっているが、そうした巨大災害がもたらす世界経済への影響について十分な備えができていないという。災害が起きてからの対策だけではなく、その備えや対応策を準備しておくこと、一部地域の被害をカバーする体制を整える重要性が指摘された。(翻訳・編集/KT)

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