Record China 2012年1月9日(月) 14時26分
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3日、中国人ブロガー、劉志恩氏が「中国はなぜ毎回、日本に“戦勝”するために“持久戦”と“人海戦術”を用いるのか?」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は11年11月、北京の中国人民大学で行われた日系企業による合同会社説明会。
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2012年1月3日、中国人ブロガー、劉志恩(リウ・ジーエン)氏が「中国はなぜ毎回、日本に“戦勝”するために“持久戦”と“人海戦術”を用いるのか?」と題した記事を中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載した。以下はその内容。
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国土は中国の25分の1、人口は10分の1である日本は第2次世界大戦後、焼け野原の状態から20年も経たないうちに経済大国の仲間入りを果たした。中国も同じように焼け野原になったが、ようやく半世紀かけて日本を国内総生産(GDP)で追い抜いたのである。当時、我々は国民総動員で日本の侵略と戦った。そして、また国民総動員で日本に追い抜いた。2つの“勝利”に用いられたのは“持久戦”と“人海戦術”。これは広大な国土を持つ大国として、そして悠久の歴史を持つ文明大国として誇るべきなのか、それとも嘆くべきなのか?
では、もしも日本が中国と同じくらいの国土と人口を有していたらどうなっていただろうか?パンダのように可愛らしく、ノソノソ動くようになるだろうか、それともアフリカのライオンのようにどう猛になり、草原を支配するだろうか?中国の雲南省がちょうど日本と同じくらいの面積だが、もしも当時、同省だけだったら日本との戦争には勝てなかったし、GDPでも追い抜くことは出来なかった。日本人が全員ウルトラマンではないのに、なぜあんなにすごいのか?
キーワードは教育である。戦後20年間、日本の教育に対する重視は中国の改革開放以降の経済発展に対する重視をはるかに超えたもので、国の教育目標に達しなかった地域の役人が割腹自殺をしたほどだった。同じように戦後焼け野原になったのに改革開放から30年経ってもまだ絶対貧困人口が数千万人もいるというのは、中国の国土が大きいからでも、状況が複雑だからでもない。日本のように死に物狂いで「国民の素養」を重視しなかったからなのである。
中国人はなぜ、教育にかける時間と金を惜しむのだ?中国人はなぜ、いつも金儲けに走ってばかりで享受しようとしないのか?これこそが成金の典型的な心理で、典型的な封建社会における小作農の考え方だ。そして、これこそが現代中国人の全体的なイメージなのである。(翻訳・編集/NN)
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