世界の元慰安婦女性たちがソウルに集結「日本政府は謝罪と賠償を」=韓国ネット「世界が力を合わせるべき」「Me Too運動の対象は日本に…」

Record China    2018年3月8日(木) 19時10分

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8日、韓国メディアによると、韓国のソウルで「日本軍性奴隷問題解決のためのアジア連帯会議」が開催された。写真はNソウルタワー。

2018年3月8日、韓国・聯合ニュースによると、韓国のソウルで「日本軍性奴隷問題解決のためのアジア連帯会議」が開催された。

同会議は元慰安婦女性らの支援活動を行う韓国の団体「韓国挺身隊問題対策協議会」の主催で開かれ、今回で15回目を迎えたという。今回の会議には中国、韓国、インドネシア、フィリピン、台湾、日本、米国、ニュージーランドなどの元慰安婦女性や活動家が参加したとのこと。

会議では、14歳の時に中国海南省の小さな村で日本軍に連行され、慰安婦としての生活を強要されたと主張する中国人女性が「日本政府から謝罪を受け、名誉を回復できるよう助けてほしい」と呼び掛けたという。同女性は「日本軍人から性的暴行を受け、息子を出産した。息子について、村人から『日本軍の子ども』と軽蔑されることもあった」と話し、日本政府に向けて「被害者に謝罪と賠償をして、悲劇が繰り返されないよう努力しなければならない」と涙ながらに訴えたそうだ。

また、12歳の時に日本軍に連行され、労働や慰安婦生活を強要されたと訴えるインドネシアの女性は「私を動物のように扱った全ての行為について、日本政府の責任を問いたい」とし、「正当な謝罪と賠償を望む」と主張したという。

主催団体の尹美香(ユン・ミヒャン)代表は「(慰安婦問題の解決は)被害者たちが納得できる解決策を提示することが第一歩」と、12回目の同会議で採択された提言を改めて強調。日本政府に対し「たとえ1人でも、被害者が生きている間に提言を実行しなければならない」と述べたという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからも日本政府に対し「安倍首相は心から謝罪するべき」「日本は謝罪するだけでなく、慰安婦の歴史を正しく記録し、後世に伝えてほしい」などと訴える声が寄せられている。

また、今回の会議について「いい動きだ。韓国だけでなく、世界が力を合わせて謝罪を要求すべき」「日本の謝罪を受ける日まで、こうして戦い続けなければならない」と評価する声も。

その他「Me Too運動の元祖は慰安婦。今後、Me Too運動の対象は日本に向かうだろう」と指摘する声や、「慰安婦の事実を日本政府だけでなく、韓国野党も無視して隠そうとしていることが悲しい」と主張する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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