2018年3月4日、中国雲南省大理市にある湖で、男性観光客が付近を飛ぶカモメを棒でたたき落とす姿が目撃された。

報道によると、問題を起こしたのは28歳の男性で、子どもにせがまれてこのような行為に及んだそうだ。当局は男性に罰金1500元（約2万5000円）を科したが、ネット上には「処分が軽すぎる」などのコメントが続出。このほか、「こうした行為はたびたび起きているのに当局はしっかり管理していなかった」との声も寄せられているという。

観光客によるカモメ虐待はこれが初めてではなく、同省昆明市では昨年1月、50代の男性観光客がカモメを地面にたたきつけるという問題が発生している。カモメを捕まえて警備員に注意されたことが原因で、このカモメの羽は折れ、折れた部分から出血する事態となった。（翻訳・編集/野谷）