<中華経済>首鋼集団の董事長「中国鉄鋼業の冬は始まったばかり」―中国

Record China    2012年1月11日(水) 7時45分

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9日、中国首鋼集団の朱継民董事長は「中国鉄鋼業界にとって2012年は冬の始まり。全業界が一層困難な状況に備えて準備を行うべきだ」と述べた。写真は中国首鋼集団。

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2012年1月9日、中国首鋼集団の朱継民(ジュウ・ジーミン)董事長は「中国鉄鋼業界にとって2012年は冬の始まり。全業界が一層困難な状況に備えて準備を行うべきだ」と述べた。中国の各メディアが伝えた。

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鉄鋼業界の利益率は2004年の8.11%をピークに下降し2010年は2.57%と、全国の工業各野の中で最低レベル。2011年1〜11月は、中国鉄鋼工業協会加盟の企業の場合、2.55%まで落ち込んだ。董事長は「鉄鋼業界にとって、今が最悪の時期というわけではない」と語り、より厳しい状況に備えるべきだとの見方を示した。

鉄鋼業界は資金調達が非常に困難で、コストも上昇中。このため借入は長期が減り短期が増えている。朱董事長によると中国鉄鋼工業協会加盟の企業の場合、銀行の短期借入は前年比28.87%増、長期借入は6.17%減となっている。また、鉄鋼各社に対する優遇金利も取り消されるなど、資金面での困難が続いている。(翻訳・編集/JX)

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