南京大虐殺描くチャン・イーモウ監督新作、「リアリティない」と米国では大不評―SP華字紙

Record China    2012年1月11日(水) 12時40分

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8日、シンガポール華字紙・聯合早報は、チャン・イーモウ監督の新作映画「ザ・フラワーズ・オブ・ウォー(金陵十三釵)」が米メディアに酷評されていると報じた。写真は「ザ・フラワーズ・オブ・ウォー」のシーン。

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2012年1月8日、シンガポール華字紙・聯合早報は、チャン・イーモウ監督の新作映画「ザ・フラワーズ・オブ・ウォー(金陵十三釵)」が米メディアに酷評されていると報じた。

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南京大虐殺をテーマとした同作は2011年末の公開。大ヒットを記録し、興行収入4億5000万元(約55億8000万円)で、中国映画としては2011年最大のヒットとなった。第84回アカデミー賞を狙い、2011年末には米国の一部都市で上映されているが、3月からは全米で公開される予定だ。

中国メディアの絶賛と対照的なのが米メディアでの不評だ。12月の南京で足を露わにしたチャイナドレスをまとう女性に代表的だが、誇張表現が多くリアリティが感じられないというのが主な批判点だ。

映画評論家として知られるコロンビア大学のエマニュエル・レヴィー教授は「本当の生活から生み出されたアイディアではなく、チャン・イーモウ監督が作り出しただけのもの。バランスに欠けている。チャン・イーモウ監督のワースト作品だ」と酷評した。(翻訳・編集/KT)

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