2018年3月6日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）の検索キーワードランキングで「富士山、桜」が一時3位をマークした。

微博では複数の投稿者が青空を背景にそびえ立つ富士山と満開の桜のコラボ写真を掲載しており、これを見たネットユーザーからは「日本で本物を見てみたい」「美しすぎる」「やった、桜の季節到来」「画像、保存しちゃった」などのコメントが続出した。中国にも桜で有名な観光スポットはあるが、富士山と桜という組み合わせは中国のネットユーザーの心を強く捉えたもようだ。

実際、中国では「訪日花見ツアー」が高い人気を見せており、あるオンライン旅行予約サイトではツアー申し込み人数が前年同期に比べ60％増えているそうだ。また、封面新聞も「訪日花見ツアー予約はピークに突入」との記事を5日付で掲載。業界関係者は「元宵節（旧暦1月15日。今年は3月2日）明けに予約が増えた。多いのは3月末から4月中旬の京都、大阪、福岡方面などのツアー」と話しているという。（翻訳・編集/野谷）