「帰省するのが怖い」、旧正月の3つの恐怖とは―中国

Record China    2012年1月13日(金) 19時33分

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10日、中国では旧正月に帰省する人が多いが、若者を中心に「帰省するのが怖い」と嘆く人が増えている。その理由とは?

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2012年1月10日、北京晩報によると、中国では旧正月に実家へ帰省する人が多いが、若者を中心に「帰省するのが怖い」と嘆く人が増えており、「恐帰族」と呼ばれている。

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旧正月を前に「恐帰族」が最も怖がっているのが、人から「暮らしぶりはどう?」と聞かれること。北京で大学を卒業し就職しても、ルームシェアをしてぎりぎりの生活を送っているのが実情だが、田舎に帰ると親せきたちから「月給はいくらだ」「北京へ遊びに連れて行ってくれ」などと言われる始末。それでも北京へ呼んでやらなければ、家族が悪く言われることになってしまう。中には「給料が少なく、親に合わせる顔がない」という人も。

また、毎年頭を悩ませるのがお年玉や土産物。1年間働きずくめでもお金は貯まらず、家族や親せきへの土産物も、年下の子どもたちに与えるお年玉を捻出(ねんしゅつ)するのにも苦労する人が多い。しかし、物価上昇の激しい昨今ではお年玉の額を減らすこともできない。お年玉が原因で、「急な仕事が入ったから」とうそをついて帰省するのをあきらめる人もいるという。

もう1つ、男女に限らず晩婚化が進む中、「帰省するのが怖い」と思わされるのがお見合いをさせられることだ。中には「1日に3回も見合いをさせられた」という人も。「見合いが嫌で帰省しない」という人も少なくなく、ネットショッピングサイト・淘宝(タオバオ)には、見合い話を断るための女性向けボーイフレンド貸し出しサービスまで出てきている。(翻訳・編集/岡田)

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