2018年3月6日、看看新聞によると、中国湖北省武漢市の地下鉄3号線で先月27日、荷物のセキュリティーチェックを拒否して注意を受けた女性客が大暴れするトラブルがあった。中国版ツイッター・微博（ウェイボー）にはこの動画に対して数多くのコメントが寄せられている。

記事によると、問題の女性客がセキュリティーチェックを拒否した理由は「装置の荷物を置く部分があまりにも汚くて自分の高級バッグが汚れてしまう」から。女性客は行く手を遮った係員に顔や首をひっかくなどの暴力を振るったほか、装置を壊そうとしたり、床に横たわって他の乗客の通行を妨害したりした。その後、女性は警務室に強制的に連れて行かれ、地下鉄の正常な運行を妨げたとして5日間の行政拘留処分を受けた。

このトラブルに中国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せており、「5日？50日の間違いでは？」「地下鉄側の対応に不満なら市にクレームを寄せればよかったのに」「床はもっと汚いよ。服はそれほど高くないってこと？」などの声が上がる一方、「貴重品を持参している人のために地下鉄側は荷物を置くためのカゴを用意しておくべき」「小さなバッグだから中身を目視する程度で良かったのでは」「高いカバンじゃないけど清潔にしておきたい」「女性の考え方は理解できる。ただ、セキュリティーチェックは乗客全員の安全を守るためだ」などの意見も聞かれた。（翻訳・編集/野谷）