交通インフラ整備を強化、道路7万キロが開通―中国

Record China    2012年1月13日(金) 10時13分

拡大

11日、中国では2011年の年初から、国家財政による交通への支援度が強まった。写真は11年9月、広西チワン族自治区河池市での高速道路建設。

(1 / 4 枚)

2012年1月11日、新華ネットの報道によると、中国では2011年の年初から、国のマクロコントロールが強まったり、交通建設資金がひっ迫したりする状況のなか、国家財政による交通への支援度が強まった。今年新たに開通した道路は7万kmを超え、交通インフラ整備が着実に進んだ。

その他の写真

李盛霖(リー・ションリン)交通運輸相は、2011年12月30日に北京で行われた全国交通運輸工作会議で、2011年の交通インフラ整備の進展は次の面に現れていると述べた。

■全国の道路建設を着実に整然と行った。今年新しく開通する道路距離は7.14万kmで、うち高速道路は1.1万km、新たに改修される農村道路は19万kmと見込まれる。

■水運の整備が加速。国の高規格内陸河川航路建設と水上輸送構造調整モデルプロジェクトに着手し、長江河口深水航路整備3期工事などの竣工確認検査を行い、長江本流の南京より川下の水深12.5mの航路と長江中流荊江区間の航路整備、京杭運河の航路改良・規格引き上げと西江老口水運・発電センター建設などを整然と行った。

重慶武漢の水上輸送センターと内陸「無水港(内陸に設置された、通関、検査、船荷証券交付などの港湾サービス機能をもつ物流センターを指す)」の建設が加速。年間を通じて新たに拡張されたバースは642カ所で、うち1万トンクラスのバースは99カ所、改修された内陸河川の航路距離は1091kmにのぼった。

民間航空のインフラ建設が加速。通年の固定資産投資額は690億元で、新たに5カ所の空港が増設された。郵政インフラ整備を着実に進め、郵便局がなかった郷・鎮に通年で2536カ所の郵便局を設け、チベット、新疆の2自治区と青海、四川、雲南、甘粛の4省のチベット族居住地域で郵政インフラ整備を一段と強化した。(編集/内山)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携