奈良のシカによる被害相談、中国人が6割=中国ネット「自業自得」「奈良に行ったことあるけど…」

Record China    2018年3月9日(金) 12時40分

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7日、環球網は、日本メディアの報道を引用し、奈良でシカにかまれるトラブルが多発しており、被害を受けた観光客の6割が中国人であると報じた。写真は奈良公園のシカ。

2018年3月7日、環球網は、日本メディアの報道を引用し、奈良でシカにかまれるトラブルが多発しており、被害を受けた観光客の6割が中国人であると報じた。これに、中国のネットユーザーが反応を示している。

記事は「ある調査で、2017年4月1日から18年2月28日までに観光客がシカにかまれるなどのトラブルが171件発生し、年度単位での最高記録をすでに更新した。被害者の約8割は外国人で、中国人はそのうち60%超にあたる116人に上った」などととした。記事が紹介したデータはあくまで「被害相談が寄せられた件数」であり、実際の被害はこれよりもさらに多い可能性がある。

そして、現地にはすでにシカとの触れ合い方や注意事項を明記した高さ1.7メートル、幅0.9メートルの看板が設置されたほか、かまれた観光客に簡単な手当てを行っている動物保護団体の責任者が「シカは6月に出産のピークを迎えるので特に注意が必要。幼いシカを連れた母ジカは攻撃的になるので、できる限り近づかないように」と注意喚起したことを紹介している。

中国のネットユーザーからは、「小ジカを追い掛けたりせんべいを持って意地悪したりするモラルのない中国人観光客が多い。かまれるのは自業自得だ」「なぜか分からないけど、『シカよ、よくぞかんでくれた』と思ってしまう」「もしシカに攻撃性がなかったら、小ジカたちはみんな持っていかれちゃうんじゃないかな」「被害者の大部分が中国人というのには、それなりの理由がある」など、観光客側に原因があるとの見方が多く寄せられた。

また「奈良に行ったことあるけど、ちゃんとルールを守って食べさせてあげれば、何の危険もない。だからなおさら、かまれた人は何をしたんだろうと思ってしまう」との意見もあった。

一方で、真剣かどうかは定かではないが、「外交部は抗議しないのか?」「わが中華民族を傷つける日本のシカを強く非難する!」といった書き込みも。この他、「奈良は古代建築など世界文化の至宝がたくさんある。そもそもシカ目当てで行く時点で学がなさすぎる」と指摘するユーザーもいた。(翻訳・編集/川尻

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