Record China 2012年1月18日(水) 19時49分
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15日、中国のコマーシャルプランナー、秦全耀氏が「毛沢東が残した輝かしい伝統:金日成と金正日に毎年、茅台酒を贈呈」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。
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2012年1月15日、中国のコマーシャルプランナー、秦全耀(チン・チュエンヤオ)氏が「毛沢東が残した輝かしい伝統:金日成と金正日に毎年、茅台酒を贈呈」と題した記事を中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載した。以下はその内容。
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中国の国酒と呼ばれる茅台(マオタイ)酒の製造工場には、毛沢東主席と海外VIPが乾杯する写真が大事に保管されており、その中に若き日の朝鮮民主主義人民共和国・金日成(キム・イルソン)主席と杯を交わす写真もある。中朝関係は「血で固められた友誼」と言われるが、実は茅台酒も両国の友誼を固めた立役者だった。
1951年7月、朝鮮戦争の休戦をめぐる交渉が始まると、中朝両党は中国から李克農(リー・カーノン)を隊長、喬冠華(チアオ・グワンホア)を指導員とする工作隊を派遣し、交渉の第一線業務を担当させることで合意。喬は2年を超える北朝鮮生活で頻繁に金日成主席と面会し、その都度、茅台酒を贈った。
毛主席と金主席は友人であり、戦友であり、同志であり、酒飲み仲間でもあった。こんなこともあった。1973年3月、金主席が毛主席との歓談の席でさりげなく茅台酒の話題をふった。意を汲んだ毛主席は中央軍委にすぐさま電話をかけ、「1952年物の茅台酒を至急北京に空輸するよう」命令、それはすぐに金主席に届けられた。1952年物は当時、最高級とされていた。
40年後の1993年、喬冠華の息子、宗淮(ゾンホワイ)が北朝鮮大使として赴任。金主席へのあいさつに持参した手土産もやはり茅台酒だった。父から子に受け継がれた茅台酒を贈る伝統。宗淮が北朝鮮大使の期間中、毎年春節(旧正月)には決まって金主席と息子の金正日氏に茅台酒が贈られたという。(翻訳・編集/NN)
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