酒を上手に断る「酒席実用テクニック講座」が話題に―中国

Record China    2012年1月20日(金) 18時21分

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18日、酒席で酒を勧められた場合に、相手に失礼の無いようにうまく断るための「酒席実用テクニック講座」が黒龍江省ハルビン市で開講されて話題を集めている。

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2012年1月18日、酒席で酒を勧められた場合に、相手に失礼の無いようにうまく断るための「酒席実用テクニック講座」が黒龍江省ハルビン市で開講されて話題を集めている。新聞晨報が伝えた。

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中国には何千年も続く飲酒文化があり、酒席で勧められた酒をむやみに断れば、失礼に当たるだけでなく、お互いの関係を壊してしまう可能性さえあるという。ある企業でマーケット担当責任者を務める李(リー)さんは、付き合いで酒席に参加するたびに勧められる酒を断れず、毎回、酩酊(めいてい)するまで飲んで帰宅する。身体に負担がかかるだけでなく、妻からも責められて困っているという。

春節(旧正月、今年は1月23日)が近づくにつれ、ますます酒を飲む機会が増えるこの季節。李さんのように困っている市民のために、ある文化芸術学校が「酒席実用テクニック講座」を開講した。

相手に失礼の無いよううまく断るためのテクニックとして、講師はまず、「車の運転を理由に挙げなさい」と勧める。年末年始には各地の警察当局が飲酒運転の重点取り締まりキャンペーンを実施するからである。ただし、中にはそうした言い訳を認めず、また、代行運転サービスを探してくるからと強引に迫る人もいる。

講師は「その場合には、相手の感情を害さないように、さまざまな話術によってこれをかわしなさい」と語る。酒を勧める相手には、適切な話題による“話の攻勢”が最も効果的だという。「奥様がいらっしゃるので飲むより食べましょう」「飲まずともわれらの厚い友情に酔ってしまいました」などなど…。

さらに、ごまかしのテクニックも必要だと話す。乾杯の場面など、どうしても酒を飲まなければならない場合は、まず口の中に酒を含み、飲み込まない。続いて、ナプキンやハンカチで口を拭くふりをして、その中に吐き出す。または、お茶を飲むふりをして茶わんに吐き出すのもよいと説明する。

ある受講者は「早速、春節の際に試してみよう」と話していた。(翻訳・編集/HA)

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