Record China 2018年3月12日(月) 13時20分
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11日、観察者網は、英航空会社ブリティッシュ・エアウェイズが台湾独立主義者からのクレームを受けて、ウェブサイト上の「台湾」表記を変更したと報じた。資料写真。
2018年3月11日、観察者網は、「英航空会社ブリティッシュ・エアウェイズが台湾独立主義者からのクレームを受けて、ウェブサイト上の台湾表記を変更した」と報じた。
各国の企業が「台湾」の表記を「中国台湾」へと改める中、逆に「中国台湾」としていた表記を「台湾」に改めた。
記事は「先日、ドイツ・ルフトハンザ航空がサイト上で『Taiwan』の表記を『Taiwan(China)』に改めたところ、台湾独立を主張する団体がSNS上で同航空への抗議文提出を呼び掛ける動きがあり、ドイツ駐在の台湾代表も抗議文を出した。この団体によると、同航空はこれらの抗議に対して何の返答もしなかったのだが、ブリティッシュ・エアウェイズはこっそりと表記を変更していた」と指摘した。
記事によると、2月に台湾メディアが「英語サイト上の台湾表記を『Taiwan(China)』に変更した」と報じたブリティッシュ・エアウェイズのサイトを3月11日に確認したところ、「出発国」の項目で「中国台湾」ではなく「台湾」と表示されていたという。
記事は、「台湾独立主義者のFacebookグループ『台湾人在欧州』が3月7日、同社がすでに台湾の名称を変更したことを明かすとともに、同社から受け取った謝罪文の画像を掲載した。謝罪文には『サイト上の表記をTaiwanとだけ表示されるように変更しました』と書かれている」と紹介。謝罪文は英語で書かれており、「私どものミスで不愉快な思いをさせてしまい、申し訳ありません」との記述もあった。
同月12日正午現在、同社の予約サイトでは英語、中国語、日本語いずれの言語においても「台湾」あるいは「Taiwan」と表記されている。(翻訳・編集/川尻)
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