Record China 2018年3月12日(月) 13時0分
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11日、韓国メディアによると、元慰安婦女性のイ・ヨンスさんが、フランスのパリに慰安婦少女像設置計画を推進することが分かった。写真はパリ。
2018年3月11日、韓国・京郷新聞によると、元慰安婦女性のイ・ヨンスさんが、フランスのパリに慰安婦少女像設置計画を推進することが分かった。
記事によると、韓国京畿道光明市は同日、「イ・ヨンスさんがフランス下院とパリの大学で慰安婦被害を証言したことをきっかけに、パリへの慰安婦少女像設置計画が推進される」と発表した。
イさんは国際女性デーの8日(現地時間)、フランス下院を訪問し、日本軍の慰安婦として連行された当時の状況について証言したという。またパリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部前で日本軍慰安婦資料の世界記憶遺産への登録を求めるデモも行ったそうだ。
慰安婦少女像の設置計画は、イさんがフランス下院での証言後にパリの高等建築学校で講演会を行った際、学生や現地の韓国人たちから提案があり、設置に向けた具体的な日程などについても議論、決定されたという。
この報道に、韓国のネットユーザーからは「なぜパリに?」「慰安婦問題に関心のないフランスに?」など疑問の声が上がっている。
その他にも「反日をあおっているだけでは?」「関係ない外国にまで日韓の問題を広めないで。最近、所構わず慰安婦少女像を設置しようとする人たちがいるけど、基本的な常識がないと感じる」「元慰安婦女性を英雄扱いしないで」「元慰安婦女性たちのつらい気持ちは理解できるが、もう終わりにしてほしい」「そんな方法で謝罪を強要するのは間違っている」「像を設置しても何も変わらない」「日本は何度も謝罪したのに、まだ謝罪を求めるのは度が過ぎている」など、慰安婦少女像の設置に否定的な声が目立つ。
また「外国に迷惑を掛けず、韓国に設置するならいい」「仁川空港の入り口に設置しようよ!」と韓国内への設置を提案する声も。
一方で「全世界の女性が慰安婦の悲しい歴史を知るべき」「世界各国に像を設置し、日本の蛮行を伝えよう」「支持する。韓国国民ももっと女性の人権問題に関心を寄せるべき」などと応援する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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