前中国大使の経歴がアダに?ハンツマン氏が米大統領選の指名争いから撤退―中国紙

Record China    2012年1月20日(金) 10時58分

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19日、中国青年報は、2012年米大統領選の共和党予備選で前中国大使のハンツマン氏が撤退を表明したのは、その経歴が他の候補者からの攻撃材料になったためだとする記事を掲載した。写真はハンツマン前中国大使。

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2012年1月19日、中国青年報は、2012年米大統領選の共和党予備選で前中国大使のハンツマン氏が撤退を表明したのは、その経歴が他の候補者からの攻撃材料になったためだとする記事を掲載した。

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ハンツマン氏は16日、サウスカロライナ州で撤退を表明した際に、党内の指名争いはネガティブキャンペーンに陥っており、国民の期待を裏切るものであると批判した。

ハンツマン氏は共和党員としてオバマ政権で大使に就任したことで批判を浴び、ロムニー候補は「党がホワイトハウスへの帰還を目指している中、ハンツマン大使はオバマ政権の対中政策推進に積極的だ」と嘲笑(ちょうしょう)した。ハンツマン氏はニューハンプシャー州でのテレビ討論で、ロムニー氏の「就任初日に中国に懲罰的関税をかける」という発言を「デタラメだ」と批判、中国語で「彼はわかっていない」と発言していた。

ネットではハンツマン氏に中国の軍装をさせ、中国の民族音楽をBGMに「満州の候補者」と紹介する動画が出回ったが、12歳の中国人養女の写真までもが掲載され、ハンツマン氏は「愚かの極み」だと怒りを見せた。他候補は動画との関係を否定しているが、今回の大統領選における「反中」的要素の一端がうかがえる。

ハンツマン氏は撤退に合わせてロムニー氏支持を表明、「オバマ大統領に勝てる候補の下で一致団結すべき時だ」と述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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