育児放棄された白クマ赤ちゃん、生後17日で元気取り戻す―山東省煙台市

Record China    2012年1月21日(土) 15時18分

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17日、中国・山東省煙台市にある水族館、蓬莱海洋極地に新しいアイドルが誕生した。生後わずか17日の白クマの赤ちゃんは、液晶モニターを通じて来館者に愛らしい姿を披露している。

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2012年1月17日、中国・山東省煙台市にある水族館、蓬莱海洋極地に新しいアイドルが誕生した。生後わずか17日の白クマの赤ちゃんは、液晶モニターを通じて来館者に愛らしい姿を披露している。チャイナフォトプレスの報道。

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元旦に誕生したばかりのこの白クマくん。母親が5歳という若さで初産を迎えたため、子育てのしかたがわからず、戸惑って育児放棄してしまった。新しい命の誕生を全館あげて喜んでいたさなか、白クマくんは生命維持の危機にさらされることに…。

母親を餌でおびき寄せているすきに、飼育員が白クマくんを確保。すぐさま保育器に入れられ、獣医3人と飼育員3人の6人が24時間体制で育てることとなった。栄養不足のため成長が遅れ、内臓の未発達や四肢の損傷が認められたものの、その後の経過は順調で、出生時に640gだった体重は1730gにまで増加した。今や、ミルクが足りないと暴れまわって怒りを表現し、飼育員の腕枕で眠る毎日だという。

17日、無事に保育器を卒業し、液晶モニターを通じて一般公開を果たした。現在、このクマくんは名前を募集中とのこと。(翻訳・編集/愛玉)

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