「親中」の外国人留学生を育成しよう=中国は留学生受け入れ大国を目指せ―中国紙

Record China    2012年1月22日(日) 7時25分

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20日、環球時報は、米カーター・センター中国プロジェクトの劉亜偉主任のコラム「中国は広く人材を集めるべき、「親中」の外国人留学生を育成しよう」を掲載した。写真は11年5月、山東省青島市でカンフーを学ぶ留学生。

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2012年1月20日、環球時報は、米カーター・センター中国プロジェクトの劉亜偉(リウ・ヤーウェイ)主任のコラム「中国は広く人材を集めるべき、「親中」の外国人留学生を育成しよう」を掲載した。

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1978年、米国のカーター大統領(当時)はトウ小平の電話を受けた。トウ氏は年5万人の留学生及び研究者の受け入れを打診したのだった。カーター大統領は快諾。以来、米国に留学した中国人は数百万人に上り、中国の近代化に大きく貢献した。ただし留学者の半数以上は米国にとどまり、帰国することはなかった。

2011年末、カーター氏は中国を訪問。米国の「10万人中国留学」計画に関するビデオメッセージを撮影した。同計画は10万人の米国人を中国に留学させようというものだが、現在中国にいる米国人留学生は5万人足らず。一方、米国に留学している中国人留学生及び研究者は16万人を超える。

米国は留学生受け入れ大国でもある。外国人留学生にも多額の奨学金が支給されているが、私は同僚の米国人にその理由を尋ねると、「親米で米国式に慣れた外国人を育てるためだ」と回答していた。世界第二の経済体となった中国も留学生大国を目指す長期計画を立てなければならない。それこそが中国の国際環境を改善する最善の方策だろう。(翻訳・編集/KT)

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