2012年1月20日、世界高級品協会（WLA）によると、11年の中国の高級品市場の消費総額（プライベートジェット、クルーザー、高級車を除く）が126億ドル（約9700億円）に達し、世界一になった。この金額は世界の高級品消費総額の28％に当たる。大洋網が伝えた。

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中国の高級品消費額は、中国が世界貿易機関（WTO）に加盟した2001年以降、急速に拡大した。人民元の価値の上昇、ユーロの価値の下落なども中国の消費者による購買力を増加させた。世界高級品協会は、11年のクリスマスから12年の春節（旧正月、今年は1月23日）連休までの期間に、中国人による海外での高級品消費総額は57億ドル（約4385億円）に上ると推計している。

また、同協会はこのほど、世界のブランドを新たにランキングした「世界高級ブランド100強」を発表した。同ランキングは各ブランドの「世界各国での影響力」「市場占有率」「消費者の反応」の3分野から総合的に判断したもので、現在世界で最も価値のある100ブランドを、高級車、宝石、時計、ファッション、ワイン、化粧品、ホテルなどの業界から選出した。

なお、ファッション分野のブランドトップ10は、エルメス、シャネル、ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオール、フェラガモ、ベルサーチ、プラダ、フェンディ、ジョルジオ・アルマーニ、エルメネジルド・ゼニアだった。（翻訳・編集/HA）