<続報>バレーボールを飲み込んだイルカを救え!49時間の救出作戦―江蘇省南京市

Record China    2012年1月22日(日) 18時45分

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18日午後、江蘇省南京市の水族館のイルカが、誤ってバレーボールを飲み込んでしまった。関係者はどうにか取り出そうと四苦八苦。最終的にイルカは病院に運び込まれ、内視鏡手術によって取り出すことができた。

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2012年1月18日午後、江蘇省南京市の水族館のイルカが、誤ってバレーボールを飲み込んでしまった。関係者はどうにか取り出そうと四苦八苦。最終的にイルカは病院に運び込まれ、内視鏡手術によって取り出すことができた。21日、揚子晩報が伝えた。

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水族館・南京海底世界のイルカ・江波くん(5歳)。07年に日本からやってきたというこのイルカは元気な人気者だが、その元気さが災いしてか、遊んでいる最中にバレーボールを飲み込んでしまった。

水族館関係者は大慌てでどうにかボールを取り出そうとしたが、口から1.2メートルと深い位置にあり取り出せない。ネットで「手が長い人急募!」という告知をかけて大反響となった。そこで登場したのが「小巨人」と呼ばれる張夢永(ジャン・モンヨン)。身長2メートル26センチの巨人が江蘇省から駆けつけた。だが、「小巨人」の手をもってしても、ボールには届かない。

医者を呼んで内視鏡で取り出してもらおうとしたが、これも失敗。万事休すかと思われたが、最後の望みを託そうと内視鏡の達人・範志寧(ファン・ジーニン)氏にお願いすることになった。江波くんは車に乗せられ病院に急行。そして手術が始まった。

とはいえ、人間とイルカでは体内の構造はまったく違う。さまざまな方法が試されたがことごとく失敗。医師たちに間にも次第に焦りが広がった。最後のチャレンジとボールに糸を通し、ゆっくりと引き上げる方法を試してみたところ、これが成功。

手術成功は20日午後3時。ボールを飲み込んでから49時間、病院での手術が始まってから2時間半という大救出劇は幕を閉じた。南京海底世界では事故の再発を防ぐため、間違って飲み込んだら分解されるような素材のボールを採用する予定だという。(翻訳・編集/KT)

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