Record China 2012年1月23日(月) 6時31分
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19日、台湾総統選挙で再選された馬英九氏の恩師・ニューヨーク大学の孔傑栄教授は「台中関係がさらに改善されれば、馬総統にはノーベル平和賞の資格がある」と発言。写真は解禁された個人旅行で台湾を訪れる中国本土からの観光客。
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2012年1月19日、米華字ニュースサイト・多維ニュースは、先に行われた台湾総裁選挙で再選を果たした馬英九(マー・インジウ)総統の米留学時代の恩師・孔傑栄(Jerome Alan Cohen)氏へのインタビュー記事を掲載した。
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ニューヨーク大学教授の孔傑栄氏は、馬英九総統に対し「台湾の民主化と司法体系の確立に今後も全力で取り組むべきだ」と提案。中国本土を説得するには、「まず自分たちを正して、よい手本を示すことが最善の方法である」とした上で「中国本土と折衝を重ね、“中台安全協議”のような形で台湾の安全を確保することが必要。また、南シナ海問題についても中国本土と協力して平和裏に解決してほしい」と期待した。さらに「馬総統の前回の訪米は中国からの横やりでばかげた内容に終わったが、再選した馬総統の早期訪米が実現すれば、今回こそは良い結果が得られるはず」と、再度の訪米を呼びかけた。
今回の総統選について孔教授は「国民の多くが馬総統の政策を支持していることが分かった。選挙は平和かつ理性的に行われ、台湾の民主化の成熟を知らしめた。これが中国に与える影響は大きい」と指摘した。再選した馬総統については「4年間の任期で、中国との関係を大幅に修復した」と評価。「次の4年間で台中関係の和平プロセスがさらに進めば、世界平和に貢献したという理由で、馬総統にはノーベル平和賞にノミネートされる資格がある」と述べた。(翻訳・編集/本郷)
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