Record China 2012年1月24日(火) 11時49分
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香港地下鉄内での中国本土出身者と香港人の「罵倒合戦」が注目を集めている。なぜこれだけのことで?と不思議に思う内容だが、19日、環球網社区に掲載された論考は、「“罵倒合戦”は現代文明と現代“不”文明の激突だった」と論評している。写真は香港の地下鉄。
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2012年1月、香港地下鉄内での中国本土出身者と香港人の「罵倒合戦」が注目を集めている。なぜこれだけのことで?と不思議に思う内容だが、19日、環球網社区に掲載された論考は、「“罵倒合戦”は現代文明と現代“不”文明の激突だった」と論評している。
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香港の地下鉄は飲食禁止。違反すれば罰金となる。それを知らなかった中国本土出身者の女性が娘にお菓子を食べさせていたところ、注意した周囲の香港人と口論になった。最終的に地下鉄職員がやってきて仲裁、女性に説明する騒ぎとなったが、その間も周囲の香港人は広東語で「こいつに言っても意味がない」と揶揄するような発言をしていた。この「罵倒合戦」の動画がネットで公開され、中国・香港双方の注目を集めた。
環球網社区の書き込みでは、「列車内で食事することは非文明的行為だ」と指摘するだけではなく、「マナーの欠如に対して香港人の差別があった」という双方の意見があった。単に今回の事件だけではなく、香港人は中国本土出身者全体に対して、マナーを欠いていると見なしていることが背景にあると分析している。
問題は中国本土出身者の多くが文明的マナーに欠け、たとえ習得していても大都市出身者が多く、地方出身者はこうしたことをよく分かっていないということだ。「罵倒合戦のような衝突が中国本土出身者の気づきを促し、マナー習得のきっかけになってほしい」と、書き込みは終わっている。(翻訳・編集/KT)
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