Record China 2018年3月15日(木) 16時20分
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14日、米華字メディアの多維新聞は、日本、米国、韓国の首脳が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談に意欲を示す中、北朝鮮の重要な同盟国である中国の習近平国家主席はなぜ沈黙しているのかとする記事を掲載した。写真は中朝国境。
2018年3月14日、米華字メディアの多維新聞は、日本、米国、韓国の首脳が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談に意欲を示す中、北朝鮮の重要な同盟国である中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席はなぜ沈黙しているのかとする記事を掲載した。
記事はまず、金正恩氏について「数週間前まで世界で最も孤立した指導者だった。だが今では最も引く手あまたの首脳会談の対象になっている」と指摘した。
記事によると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が4月末に金正恩氏と会談し、トランプ米大統領も5月までに会談に応じる姿勢を示したのに続き、安倍晋三首相も会談を模索していると伝えられている。
その上で記事は、仏RFIの中国語版サイトが13日、習近平氏が就任以来一度も金正恩氏と顔を合わせていないことについて「中朝関係の気まずさを浮き彫りにするものだ」と報じたことを紹介した。
記事によると、英フィナンシャル・タイムズは14日、「北朝鮮の国営メディアは、米朝首脳会談の見通しと文大統領との会談について沈黙を保っている」とし、「北朝鮮の指導者は一度も米国の大統領と会談したことはない。この会談は、金正恩政権に国際的な正当性をもたらすと同時に、国内での声望を高めることになる」「北朝鮮は完全に計画されたシナリオを実施する傾向がある。彼らは会談のシナリオが完全に出来上がった時点で、国民に向けて発表することになるだろう」とする韓国の専門家の見方を伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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