<渤海海底油田漏出>米企業、漁民に120億円を賠償へ=農業部との協議で合意―中国

Record China    2012年1月26日(木) 8時27分

拡大

25日、中国海洋石油は、渤海の海底油田・蓬莱19-3油田漏出事故における賠償協議で合意したことを発表した。米コノコ・フィリップスは漁民に約123億円を賠償する。写真は2011年8月、天津市。渤海水面に浮かぶ油。

(1 / 4 枚)

2012年1月25日、中国海洋石油は、渤海の海底油田・蓬莱19-3油田漏出事故における賠償協議で合意したことを発表した。

その他の写真

蓬莱19-3油田は中国海洋石油(51%)、米コノコ・フィリップス(49%)が権利を保有する海底油田。昨夏に原油漏出事故が起き、海水の汚染や沿岸養殖業の被害が報告されていた。その賠償をめぐって、中国海洋石油、コノコ・フィリップス、そして中国農業部が協議していたが、このたび合意に至った。

コノコ・フィリップスは河北省、遼寧省の漁民に対して10億元(約123億円)の賠償金を支払う。また海洋資源の再生、維持を目的とした海洋環境・生態保護基金に1億元(約12億3000万円)を拠出する。中国海洋石油も同基金に2億5000万元(約30億8000万円)を拠出する。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携