日本の大学生、北京で「お宝さがし」―中国メディア

人民網日本語版    2018年3月17日(土) 1時0分

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日本の「五星奨」遊学団の一行は北京訪問最終日となった14日朝、北京動物園へ行き、中国の国宝であるパンダを見学した後、北京市の民間組織・国際交流協会のサポートの下、北京市示範性高校、北京市第三十五中学(中高一貫校)を訪問した。

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日本の「五星奨」遊学団の一行は北京訪問最終日となった14日朝、北京動物園へ行き、中国の国宝であるパンダを見学した後、北京市の民間組織・国際交流協会のサポートの下、北京市示範性高校、北京市第三十五中学(中高一貫校)を訪問した。人民網が伝えた。

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北京市第三十五中学は1923年に創立。前身は志成中学で52年に北京市第三十五中学に校名が変更された。校舎などの建物は中国伝統の灰色がかったレンガ・青磚、グレーの瓦・灰瓦、赤い木製の柱などでできており、中国らしい雰囲気が漂っているため、日本の大学生らは門をくぐるとすぐに、「特別な雰囲気の学校」と感嘆をもらした。

同校の志成樓校史館を見学後、大学生らは「お宝さがし」の旅をスタートした。同校には音楽ホール、魯迅書院、ハイエンド実験室、民族器楽博物館のほか、中国線装本文化遺産の申請拠点もあり、そこには清の乾隆帝時代に編集された一大叢書で、経、史、子、集の4部に分類されている「文淵閣四庫全書(影印本)」が保存されている。また、魯迅とその弟2人の旧居も同校内にあり、魯迅がそこに住んでいる時に小説「阿Q正伝」を完成させた点は特筆するのに値する。

日本の大学生らは、「中国の学生は、こんな文化的で歴史のある学校で勉強する機会があるなんてうらやましい」と話したり、「私が見たことのある学校の中で、一番『価値の高い』学校だ」と冗談を言ったりしながら見学していた。遊学団は北京に引き続き、長春、杭州上海などの都市も訪問し、中国の風土と人情に肌で触れるという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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