英国の健康団体、中国料理は塩分が多すぎると指摘、しかし実際には…?―英メディア

Record China    2018年3月20日(火) 18時50分

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英国の減塩活動組織が「中国料理は塩分が高すぎる」と指摘している。

2018年3月18日、参考消息(電子版)によると、英国の減塩活動組織が「中国料理は塩分が高すぎる」と指摘している。

BBCによると、英国では中国料理は外食でもデリバリーでも人気の高い選択肢で、中国料理を一度も口にしたことのない英国人はほぼいないほどだという。しかし、減塩活動組織が中国料理150種類の成分を調べたところ、全体的に塩分が高く、一部の料理では1皿で大人が1日に摂取すべき塩分量を超えるほどだったという。

世界保健機関(WHO)は、大人が1日に摂取する塩分量は6グラム以内を推奨している。これを超えると疾病リスクが高まる恐れがあるが、英国では平均摂取量10グラムが現状となっているそうだ。

減塩活動組織の調べでは、トウチ炒めの塩分量が高いほか、デリバリーではチャーハンや焼きそばの塩分量が高く、WHOの推奨塩分量の約2倍に当たる最高11.5グラムもの塩分が含まれていたとのこと。

しかし、BBCが取材した中国の食文化に詳しい専門家は、「中国料理は塩分量が高い」という説を否定。「塩分が高いのはスーパーやデリバリーの中国料理だ」とし、それも欧米人が自分たち好みの味付けに作った中華風ファストフードで塩分が際立って高いと指摘した。(翻訳・編集/岡田)

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