人民網日本語版 2018年3月22日(木) 23時40分
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中国では不思議ともいえるほどの巨大市場があり、その市場におけるネット通販分野は、とりわけ人々の注目を集めている。中国の高齢者も数年前からだんだんとネット通販に熱を入れるようになってきており、この傾向は今後もさらに高まり続けると予想される。
中国では不思議ともいえるほどの巨大市場があり、その市場におけるネット通販分野は、とりわけ人々の注目を集めている。中国の高齢者も数年前からだんだんとネット通販に熱を入れるようになってきており、この傾向は今後もさらに高まり続けると予想される。仏メディアの報道を引用して環球時報が報じた。
諸外国はこれまでずっと、中国に対して、「広大な土地と豊かな物産、巨大な人口」というイメージを抱き続けてきた。だが、世界一の人口を擁する中国は、高齢化という現状に正面から向き合わざるを得なくなっている。欧米のオブザーバーの目から見ると、中国における高齢者の生活インフラ建設やサービス施設の充実といった問題は完備されているとは言い難い。だが、「キャッシュレス社会」発展に対する中国政府の取り組みが、高齢者の生活に便宜をもたらすであろうという点を世界は決して軽視してはならない。中国のオンライン決済プラットフォームは、いまや世界を圧巻するようになり、この風潮の中で、中国の「銀髪族(シルバー族、高齢者層)」はしっかりとこの流れについてきているからだ。
電子商取引(EC)プラットフォーム国内大手の「京東」が発表した最新データによると、2017年第1四半期(1−3月)だけでも、中国の50歳以上人口によるネット通販利用額の増加率は78%という驚異的な結果となった。自分が気に入った商品を眼の前にして、中国の高齢者はもはや躊躇などせず、銀行カードを取り出してオンライン決済を行う。ECブランドのアリババは、「われわれは50歳以上のユーザー3000万人を擁している。彼らはアリババで定期購入を行っており、1人あたりの年消費額は800ドル(約8万5000円)に達した」としている。
ネット通販は、シルバー経済において、すでに軽視できない重要な構成部分の一つとなっている。多くの高齢者は、スマホで決済を行っている。彼らが最も好んで購入するのは日用品で、子供や孫へのプレゼントをオンラインでセレクトする。ネットで購入した商品を家の玄関まで届けてもらえるのも、彼らがネット通販を好む主因の一つとなっている。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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