日中関係改善なるか?中国首相「雰囲気だけでなく先見性と揺るぎなさが必要」―中国メディア

人民網日本語版    2018年3月21日(水) 11時40分

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中国の李克強首相は20日、第13期全人代第1回会議閉幕後に人民大会堂で記者会見に臨んだ。

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中国の李克強(リー・カーチアン)首相は20日、第13期全人代第1回会議閉幕後に人民大会堂で記者会見に臨んだ。

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【TBS(日本)記者】日中平和友好条約締結から今年で40年になる。今年1月に李首相は日本の河野外相と会談した際、日中関係は「暖かかったり寒かったり」だとした。両国関係を真に回復させるため、双方はどのような措置を増やすべきだと考えるか。日本側の招待を受けて、今年の日中韓サミットとあわせて初めて日本を公式訪問し、日中首脳の相互訪問を始動することを検討しているか。

【李総理】しばらくの間、日中関係には確かに改善の勢いが生じている。安倍首相からは幾度となく訪日への招待を受けている。私は日中関係改善の勢いが続く雰囲気の中、今年前半に日中韓サミットとあわせて日本を公式訪問することを前向きに検討したい。

私は日中関係改善には雰囲気だけでなく、先見性と揺るぎなさが必要だと考える。日中両国首脳の相互訪問は日中関係を正常な軌道に戻すうえでプラスだが、それ以上に重要なのが日中関係の基礎を固めることだ。われわれは「1回限りの取引」をするわけにはいかず、日中関係の好転を持続させる必要がある。日中平和友好条約締結から今年で40周年だ。日中平和友好条約など日中間の4つの基本文書の精神と共通認識を遵守し、堅持すべきだ。日中両国の関係が小春日和のような改善を見せているというならば、いかにして三寒四温のような変化を防ぐかを考えるべきだ。日中関係を持続的安定の方向へ発展させる必要がある。われわれには日本側に期待するものがある。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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