中国は確かにうっとうしいが、米は軍事的脅威をちらつかせるべきではない―米紙

Record China    2012年2月6日(月) 20時18分

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2日、米紙ワシントン・ポストに、読者からの投書が掲載された。当初は、米国のフィリピン軍備増強は、中米間の不必要な政治摩擦を引き起こす可能性があると警鐘を鳴らしている。写真は昨年の中米ピンポン外交40周年を記念した式典。

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2012年2月2日、米紙ワシントン・ポストに、Leo. A.Orleansと名乗る読者からの投書が掲載された。3日付で環球時報が伝えた。

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この投書は、「先日、オバマ大統領が行ったフィリピンでの軍備増強は、南シナ海領有権争いで中国に対する強烈なアピールになったことは間違いないが、米国は中国が国内案件を優先させているという事実を忘れており、中国の軍事脅威を意識し過ぎだ」と指摘する。軍備拡大は地域の安定を損なうばかりか、米中間の不要な政治摩擦をも引き起こすと強調する。

米中両国間の友好関係は、あらゆる国家の利益と一致しているものの「われわれは、中国が就業、環境、政治腐敗、教育などの国内問題を優先させていることを見落としている」と指摘。さらに、現在の国際社会において、強大な軍事力をもたない国は主要大国として受け入れられないとして、中国は確かに“うっとうしい”が、米国は久しく欠乏していたプライドを誇示するために中国を攻撃する必要はなく、これにより中国が東南アジアおよびその他の地域で軍事的脅威を及ぼすことになったと指摘する。

最後に、同氏は「軍備拡大は地域の安定をもたらさず、米中間の経済問題も解決しないどころか、両国間に不要な政治摩擦を引き起こす可能性がある」と警鐘を鳴らしている。(翻訳・編集/中原)

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