Record China 2012年2月6日(月) 19時1分
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6日、ドイツで開催された第48回ミュンヘン安全保障会議で、中国と米国が一触即発の事態となる場面がみられた。写真は中国で実施された「包丁購入実名制」の通知を表示する携帯電話。
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2012年2月6日、ドイツで開催された第48回ミュンヘン安全保障会議で、中国と米国が一触即発の事態となる場面がみられた。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。
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きっかけは、ジョン・マケイン上院議員が北アフリカ・中東の民主化運動「アラブの春」が中国に飛び火することは避けられない、と発言したこと。これに中国外交部の張志軍(ジャン・ジージュン)副部長が「いわゆる『中国でもアラブの春が起きる』という見方は幻想に過ぎない」と反論した。
張副部長は「中国の平和的発展に対する決意を見くびるな」と牽制。「中国は今後、地域平和と世界の平和・安定にさらなる貢献を果たす。独り勝ちするつもりはないし、排他的な地域秩序を構築するつもりも能力もない」と強調した。中国共産党機関紙・人民日報はこの時の様子を「中国と米国が価値観問題で矛を交えた。会場の雰囲気は火薬臭でいっぱいになった」と報じた。
また、張副部長は「アラブの春」が中国に飛び火する可能性について、「彼らとは政策が異なる」と一蹴。「西側の機関が実施した政府に対する満足度調査でも、中国政府は70%を超える高い満足度で1位を獲得している。これほど支持されている理由は簡単だ。改革開放から30数年の成果を見て欲しい。そうすれば『中国でもアラブの春』という見方が幻想に過ぎないことが分かるだろう」と胸を張った。(翻訳・編集/NN)
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