Record China 2018年3月25日(日) 18時40分
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25日、韓国・ニュース1によると、日本の有名アニメ「となりのトトロ」と類似した「トロロ」キャラクターを作ってクレーンゲームセンターなどに販売していた業者に5000万ウォン(約480万円)の損害賠償命令が下った。写真は三鷹の森ジブリ美術館。
2018年3月25日、韓国・ニュース1によると、日本の有名アニメ「となりのトトロ」と類似した「トロロ」キャラクターを作ってクレーンゲームセンターなどに販売していた業者に5000万ウォン(約480万円)の損害賠償命令が下った。
ソウル中央地方裁判所は、スタジオジブリが韓国業者D社を相手にした2億ウォン(約1900万円)相当の「著作権侵害および不正競争行為の禁止等請求訴訟」で、D社に5000万ウォンの賠償命令を下し、原告一部勝訴の判決を下した。さらにD社に対し、トトロの標章および文字を使用するか、これを使用した商品を販売、譲渡、または展示、輸入したりしてはならないと命じた。
裁判所は、トロロキャラクターは、両腕と足が体に比べて非常に短く、胴背面下部分に円形の尾が短く付いていること、上に向かって立った耳や、斜めに垂れ下がった腕、短く省略された足の形により全体的にダイヤモンド形となっている点などがトトロと似ていると説明し、D社のトロロキャラクターには、耳や口など外観上異なる部分が存在するが、これだけでトトロキャラクターと実質的に類似性がないとみるのは困難と判断した。
D社は16年6月に「トロロ(TORORO)」を著作権登録し、そのぬいぐるみをオンラインまたはクレーンゲームセンターで販売。さらに一部のインターネットショッピングモールでは、本物のトトロのぬいぐるみとして販売していた。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「著作権の概念のない、どうしようもない会社だ」「コピー商品はよくない」「世界的な恥」など、D社への批判の声が寄せられた。
また、「本当に韓国製なのか?中国製じゃないのかちゃんと調査してみろ」「中国がやりそうなことじゃないか」など、中国のコピー商品に言及する声もみられた。
その他に、「ディズニーとジブリは著作権侵害には厳しそう」とするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)
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