47年ぶり、生き別れになった息子と感動の再会―江蘇省南京市

Record China    2007年2月18日(日) 14時16分

拡大

生後7か月で両親と生き別れた息子が、47年ぶりに見つかったという。この再会は手を尽くして子どもを捜していた陳さん夫妻にとって、正月の最高の贈り物となった。

(1 / 4 枚)

2007年2月17日、江蘇省南京市郊外にある大聖人村に住む陳宗仁(チェンゾンレン)夫妻は、南京市公安局六合支局の警官の捜索のもと、生き別れになっていた息子の郭子強(グオズーチアン)さんと47年ぶりに再会を果たし、共に大晦日を過ごした。

その他の写真

1960年、日々の生活にもこと欠いていた陳さん夫妻は、生後7か月の息子を連れて甘粛省蘭州市に行き仕事を探すことにした。彼らは子どもを蘭州駅近くのある民家の女性に預け、自分たちだけで仕事を探しに行った。1か月たっても陳さん夫婦は仕事を見つけることができず、ついに南京に戻ることに決めたが、預けてあった子どもを返してもらおうと再びこの民家を訪れた時、家はもぬけのからだったという。

その後の47年間、彼らはできる限りの方法で子どもの行方を捜したが、見つけることはできなかった。夫婦の落胆は大きかったが、この件を知った南京市公安局六合支局が蘭州市の公安局に連絡し、協力を求めた。その結果なんと最近になって、47歳になっていた陳さんの息子の行方が分かったのだという。陳さん夫妻はついに悲願だった息子との再会を果たし、正月を共に過ごすという幸せを取り戻した。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携