Record China 2012年2月16日(木) 6時24分
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9日、米太平洋軍の次期司令官に指名されたロックリア海軍大将は、上院軍事委員会の指名公聴会における書面証言で、「最大の課題は北朝鮮」との考えを示した。写真は38度線を警備する北朝鮮軍兵士。
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2012年2月9日、米太平洋軍の次期司令官に指名されたロックリア海軍大将は、上院軍事委員会の指名公聴会における書面証言で、「最大の課題は北朝鮮」との考えを示した。14日付で中国紙・参考消息が伝えた。
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ロックリア氏は「北朝鮮は権力譲渡の時期にあり、しばらくは政情不安定だが、むしろ朝鮮半島をさらに高い水準の安定・安全に向かわせるチャンスを作り出している」と指摘。中国問題については、「確固たる意志で米中軍事関係の発展を継続する」とした。
これは「中国はライバルではあるが、潜在的な敵ではない」というオバマ政権の対中姿勢を代表するもの。また、「アジア太平洋地域において、確かな抑止力を持ち続け、軍の駐留も続けていく」とした上で、「北朝鮮の挑発と核拡散計画の進展を抑える」との意気込みを示した。
このほか、西太平洋における戦略について、「同盟国を重視するとともに、新たなパートナーとの関係も進展させていきたい。特にインドはインド洋の経済を安定させる拠りどころであり、安全の源。インドとの戦略的パートナーシップは我々に必要な支援をもたらすものと考える」と強調した。(翻訳・編集/渡邊英子)
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