韓国で消防署に寄付を続ける“おやき天使”が話題=「感動」「これには頭が下がる」―韓国ネット

Record China    2018年4月1日(日) 21時30分

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29日、韓国メディアは、韓国の消防署に毎年現れる「おやき天使」の温かいニュースを伝えた。資料写真。

2018年3月29日、韓国・ハンギョレは、韓国の消防署に毎年現れる「おやき天使」の温かいニュースを伝えた。

記事によると、27日午後、江原道(カンウォンド)原州(ウォンジュ)消防署の入口で段ボール箱が発見された。箱の表面には「消防隊の皆さんお元気で」「これからも頑張ってください。ファイトです」など消防士を応援する手書きのメッセージがぎっしりと書かれていた。中にはくしゃくしゃの1000ウォン札(約100円)、5000ウォン札(約500円)、1万ウォン札(約1000円)の紙幣が詰まっており、総額459万ウォン(約46万円)に達したとのこと。

実は、同署にお金の入った箱が届いたのは今回が初めてではない。初となった15年にはホカホカのおやき1袋と259万ウォン(約26万円)が届いた。以降、この匿名の寄付者は韓国で「プルパン(おやき)天使」と呼ばれるように。翌16年には420万ウォン(約42万円)、17年には340万ウォン(約34万円)と4年連続で届いているという。

また、感謝の気持ちを伝えるべく消防士らが匿名の寄付者を探した結果、「おやき天使」は同地域の露天商の女性だったという。しかし女性が身元公開を強く拒んだため、感謝状の授与などはできていないという。

これを受け、関係者は「寄付者の意向に従い、寄付金は消防士の子どもの奨学金など消防公務員の福祉向上のために使う予定」と話している。

この報道に、韓国のネット上は「感動」「私も定期的に寄付してるけど、これには頭が下がる思い」「世界で最も幸せなおやきを売ってる」「きっかけは知らないけど、あなたはどの有名人、権力者よりも素晴らしい人。いつまでも健康でお幸せに」「あなたのおかげでまた1日生き延びられます」など女性への称賛コメントで溢れている。

一方で「各種団体に寄付するより消防署に寄付した方がマシ」「国民の税金で給料をもらって遊ぶ(国会)議員の皆さん、ちょっとは見習ったら?」など韓国社会を非難する声も上がった。(翻訳・編集/松村)

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