中国包装産業は年率18%成長、日本企業の参入期待=「北京国際包装博覧会」セミナーに300人参加―東京

Record China    2012年2月17日(金) 6時32分

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16日、「中国包装産業の現状と発展」東京セミナーが東京都内のホテルで開催された。今年7月に北京で開かれる「北京国際包装博覧会」に向け、日本企業の参加を募るのが目的。会場には参加を希望する日本企業の約300人が詰めかけた。写真は講演する石万鵬会長ら。

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2012年2月16日、「中国包装産業の現状と発展東京セミナー」(中国包装連合会主催)が東京都内のホテルで開催された。今年7月に北京で開かれる「北京国際包装博覧会」に向け、中国包装業の実態と将来性について説明し、日本企業の参加を募るのが目的。会場には参加を希望する日本企業から、当初予定の2倍以上の約300人が詰めかけ、熱心に耳を傾けていた。

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セミナーでは駐日中国大使館の牛建国公使らの挨拶に続いて石万鵬中国包装連合会会長(元国家経済貿易委員会副主任)が講演。「中国経済は減速傾向だが、依然としてかなりのスピードで成長を持続、今年も8〜9%の経済成長が見込める」と指摘した上で、「中国の包装業界は、紙包装、プラスティック包装、金属包装、ガラス包装などを含め年平均18%も成長し、米国に次ぐ世界第二の包装大国になった」と強調した。日本企業に対し「省資源型で環境汚染が少ないエコ的な新型産業へと発展しており、積極的参入を求めたい」と要請した。

同会長によると、中国の包装産業の機械化率は5%にとどまっており、すでに70〜80%に達している日米欧の先進各国に比べ極端に低いのが実情。このため、「特に日本の包装機械メーカーに期待したい」と語った。

講演後、同連合会の王立紅副秘書長が「2012北京国際包装博覧会」の概要を説明。アジア最大級となる同博覧会は7月3日から6日まで北京の中国国際展覧センターで開催され、世界各国から500社以上の出展と3万人以上の関係者の来場が見込まれるという。(取材・編集/HY)

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